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5月の診療は、下記の通りとなります。
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川口駅より徒歩3分の歯医者 おおむら歯科医院です。

お車でお越しの方は近くに有料駐車場がございますのでご利用ください。

うきま歯科が2022年5月14日の大阪日日新聞様の取材に協力させていただきした。 是非、ご覧ください。

◎論文

Omura A, Omura M

Physical and Oral Frailty during the COVID-19 Pandemic: Chicken or Egg?

COVID-19 Pandemic: Case Studies & Opinions 2021:02(05);354–355.

 

◎責任著者

大村基守(日大・臨床教授)

 

◎内容

“フレイル”は「病気」と「正常」の中間の状態であり、口のフレイルは“オーラルフレイル(oral frailty)”として、いま大変注目されています。そこで私たちは、コロナ禍における「フレイル」と「オーラルフレイル」の関連を検討しました。

口腔機能の悪化から全身状態が悪化することも、全身状態の悪化の一つの症状として口腔機能が悪化することも、どちらもありえます。この関係は「卵か先か?鶏が先か?」の関係に似ていますが、大切なことは「体は全体として機能しており、体の衰えがあれば歯も大丈夫かな?口の衰えがあれば、体への影響は大丈夫かな?という視点が必要で、いずれも早くからケアすることが、健康寿命の延長につながる』と大村院長は言います。

 

関連pdfリンク

 

2021年6月12日

コロナ禍における歯科メンテナンスの重要性、オーラルフレイルを予防するために

Dental Care during the Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) Pandemic: Preventing Oral Frailty and COVID-19 Infection ”

 

〇ポイント

  • 生涯にわたって生活機能を維持するためには、歯や口の健康が前提となる
  • 口腔機能の低下(オーラルフレイル)は新型コロナウイルス感染症の発症・重症化と双方向に悪影響を及ぼしうる
  • 患者さん個々人の状況、治療のメリット・デメリットを考慮し、感染予防策に取り入れながら、歯科の治療やメンテナンスを継続することが重要である

 

〇概要

大村基守・院長(日本大学臨床教授)は、コロナ禍による歯科受診控えと将来的な口腔機能の低下の関連を検討しました。その内容は英文誌COVID-19 Pandemic: Case Studies & Opinionsに2021年6月3日に掲載されました。

 

〇内容

2021年6月現在、コロナ流行は終息していません。その間、私たちの生活習慣は着実に変容しています。糖尿病や高血圧症などの慢性疾患で通院している患者さんでは、「病院に行くのが怖いな」と感じ、通院に躊躇する方もいます。歯科に関しても同様に、歯に違和感がある場合や、定期的なメンテナンスの時期になっても、受診するか悩むことがあるかもしれません。

寿命の延長にともない、生涯にわたって生活機能を維持していく(可能なかぎり元気な状態で生涯を全うする)ことが課題になっており、そのためは「虫歯があるか」「自分の歯が残っているか」にくわえて、「噛む機能」「飲み込む機能」など歯・口の機能を維持していくことが必須です。

口腔機能を維持するには、治療や定期的なメンテナンスが必要です。高齢期になっても口腔機能を維持するためには、歯や口に問題が生じてから受診するのではなく、若年期や中年期を通じて良い状態を維持していくことが大切になります。

大村院長は「小さな異常は、小さいため、見過ごされがちです。しかし小さな異常が長年にわたって持続すると口腔機能の低下につながります。高齢期になっても元気に過ごすためには、何歳でもあっても“今”を大切にして対処することが重要です」と述べています。

 

〇オーラルフレイルとコロナ流行

〇掲載情報

Omura A, Omura M.

Dental Care during the Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) Pandemic: Preventing Oral Frailty and COVID-19 Infection.

COVID-19 Pandemic: Case Studies & Opinions 02(02): 223–225.

 

リンク:

https://researchinfotext.com/article-details/Dental-Care-during-the-Coronavirus-Disease-2019-COVID-19-Pandemic–Preventing-Oral-Frailty-and-COVID-19-Infection

 

当社のホームページを御覧いただきまして誠にありがとうございます。
この度当社ホームページを新規OPENさせていただきました。
今後共皆さまにより良いサービスをご提供できるよう精進して参ります。

今後とも変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます。

コロナ流行下における歯のメンテナンス継続の重要性と歯科医の取り組みを、2020年9月26日に開催された日本老年医学会関東地方会で発表しました。

 

背景:コロナの流行に伴って歯科医院受診に不安を感じている方もいると思います。

「不要不急の外出を避ける」「3密を避ける」といった呼びかけがあり、歯科医療機関でも患者数の減少が認められました。回復傾向にはありますが、現在でも完全には回復していないと考えられます。

WHO(世界保健機関)の暫定ガイダンスでは、緊急性の低い場合には受診の延期を検討するようアナウンスがありました。それぞれの国々で状況や取り組みは異なることから、日本やアメリカの歯科医師会はこのガイダンスに反対意見を表明しています。

“withコロナ”の望ましい歯科治療とはどのようなものなのでしょうか?

 

内容:歯科治療を受けている人は受けていない人よりも、高齢期になっても自分の歯がしっかり残っていることが明らかにされています。(J Oral Sci. 2018;60:611-17)

また小さいときに歯の問題が多いと、その問題は年々増加していくことも明らかにされています(J Dent Res. 2008;87:69–72.)。

歯の健康が体の健康と密接に関わることが近年様々な研究から明らかにされつつあり、生涯にわたって自分の歯を維持する「8020運動(80歳になっても自分の歯を20本以上保ちましょう)」から、歯の本数のみならず歯や口の機能を保つ「オーラルフレイルの予防(口の脆弱性の対処)」の考え方が重要になっています。そのため画一的かつ一律的な歯科受診の延期は、長い目でみた時に人々の健康に対してデメリットが多い可能性があります。(オーラルフレイルの進展・悪化)以上のことから、新型コロナウイルス感染症の流行状況、歯に問題が多い人なのか少ない人なのか、コロナに感染した時に重症化しやすい人なのか(持病をお持ちの方やご年配の方など)といった点を踏まえて、それぞれの患者ごとに最適な受診時期や受診間隔を定めて、可能な限りメンテナンスを継続していくことが重要です。当院でも消毒や換気などには気を付けています。歯科受診はついつい受診を先延ばしにしがちです。違和感や心配があれば、ぜひ早めにかかりつけの歯科に相談して頂ければと思います。

 

発表:第72回日本老年医学会関東甲信越地方会(2020年9月26日東京開催)

「オーラルフレイルと新型コロナウイルス感染症」

大村 明子1, 大村 基守2

1 うきま歯科医院

2 日本大学松戸歯学部保存修復学, おおむら歯科医院, 臨床教授

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